ヘラブナ釣り履歴
私は2023年8月にヘラブナ釣りを始めました。1年とちょっとの経験があるわけですが、いつも行っている管理釣り場の常連さんは最低でも10年以上の経験者ですし、中には50年以上ヘラブナ一筋の方もおられます。そういう人たちが持っている知識、経験値、技術と比べたら私なんかペーペーもいいところです😅 それでも1年以上やっているとそれなりに分かってきたこともありますので、少しでもヘラブナ釣りに興味のある方の参考になれば幸いです。
なお、私は初心者ですので、管理釣り場でしか釣ったことがなく、野池などの自然の中での釣りはしたことがありませんので、管理釣り場(釣り堀に近い)でのヘラブナ釣りを念頭にお話しします。
ヘラブナ釣りの魅力
ゲームフィッシング
ゲームフィッシングというとルアー釣りを思い浮かべる人が多いかも知れませんが、言い換えると戦略的な釣りということになると思います。
つまり、釣り人がコントロールできる要素、逆に言うとコントロールしなければならない要素がすごく多いのです。
最初からたくさんのことを考えるのは無理ですので、ワンパターンの釣り方でヘラブナ釣りに親しむことが大事だと思いますが、バリエーションの多さを簡単に紹介してみます。順不同です。
なお、ヘラブナ釣りの釣り人は釣った魚を食べません。キャッチアンドリリースです。
竿の選択
ヘラブナ釣りは延べ竿を使います。つまり、リールはなしで、竿の長さ+αの長さの仕掛けで釣ります。ですから、池の深さやヘラブナがどの程度の水深にいるかによって異なる長さの竿を使う必要があります。なおヘラブナ用の竿の長さは「尺」という単位で表します。1尺は約30cmです。ベテランの方は10本以上の竿を持っていますが、私は、今のところ、7尺、9尺、12尺の3本です。
仕掛けの選択
ヘラブナ釣りの仕掛けは、道糸、浮き、ハリス、針、餌で構成されていて、ハリスは長さの違うもの2本に針を結んで道糸に繋ぎます。
道糸は冬は0.8号、それ以外は1号でやっていますが、ハリスは0.3号から0.5号を釣り方に応じて変えています。針は3号から6号の範囲で変えています。
浮きは大事なアイテムでたくさんの種類が売られています。値段もピンからキリまで。お金に余裕があってこだわり出したら際限がありませんので、私は1000円前後のもの釣り方に応じて段々増やしていきました。最初は、1本で大丈夫です。
餌も多くの種類があります。マルキューというメーカーの餌だけで80種類近くあります。 ただし、最初は2〜3種類で十分。
釣り方の選択
ヘラブナの釣り方には、大きく分けて、餌を底に定着してさせて底にいるヘラブナを狙う底釣り、中層にいるヘラブナを狙う宙釣りに分けられ、宙釣りはさらに表層を狙うカッツケ、浅場を狙う浅ダナ、さらに深いところを狙うチョウチンなどに分けられます。
さらにそれぞれについて、2本の針に同じ餌をつけるか、違う餌をつけるかに分かれます。
釣り方に応じて仕掛けも変わってきます。釣行日の前日に、明日はどんな釣り方をしようかな、と考えながらハリスの長さや針の大きさを考えながら仕掛け作りをするのもヘラブナ釣りの楽しみの一つです。
釣れる魚がけっこう大きい
私が通っている管理釣り場でのアベレージは33cmくらいです。
元気のいいヘラブナかなり力強く引くので、とても楽しめます。
必要な釣り道具
竿、竿掛け、万力、玉網、玉柄
ヘラブナ釣りの敷居を高くしている理由の一つに、釣り道具がたくさん必要なことが挙げられます。ブラックバス釣りなんかでは、リールをつけたロッドにルアーをいくつか、それに小物を入れたバッグを一つ持てば釣りができるわけですが、ヘラブナ釣りはそうはいきません。それに伴って初期費用も高くなります。私は最低限の費用で始めたかったので、竿(9尺)、竿掛け、万力(竿掛けを固定するもの)、玉網(釣ったヘラブナを掬う網)、玉柄、浮き(1本)がセットになったものを買いました。
Amazonで検索したところ、彩賀 ヘラブナ 釣りセットというのがありました。これは¥24,190ですが、私が買ったセットは別のメーカー「旋めぐる へらブナつりセット」で1万円前後でした。今は15,600円に上がってますね。24000円でも単品で揃えるのと比較すればかなり割安だと思います。
単品で揃えた場合にいくらかかるかAmazonで調べてみました。
竿はピンキリですが、セットに入っているような安いものは4000円前後であると思います。
入門に最適と銘打たれた玉網と玉柄のセットが¥11,413でした。
Amazonでは16000円くらいからあるようですが、探せば12000円くらいでもあるみたいです。
25000円のセットでも少し割安であることがわかりますが、15000円のセットが見つかれば相当お買い得で基本的な道具が手に入ります。
クッション
ヘラブナ釣りは、桟橋の上にあぐらをかいて座ったり、椅子に座ったりして釣ります。あぐら座りをするのにクッションが必要になります。背の低い折りたたみ椅子でもいいと思いますが、私はクッションにあぐらをかいて座ってます。Amazonでは3000円くらいからあるようです。
パラソル
夏の必需品として日除けのパラソルがあります。夏にパラソルがないと、冗談抜きで死にます。パラソルを固定する金具込みで10000円前後でしょうか。
小物類
大きいところは以上ですが、あと浮き、餌を作るボール、針はずしなどの小物が必要ですが、消耗品を含めて全部合わせても10000円あれば足りると思います。
個人的に必需品と言えるのは、針にハリスを結ぶための針結び器です。私は相当な不器用なので、小さな針に細いハリスを手で結ぶことができません。この針結び器がなかったらヘラブナ釣りはすぐにやめていただろうと思うほどの必需品です😄
コメント